■ Demo #1 (1995)
1. |
Dawn Of The Dark |
2. |
A Blue |
メンバー:
Yasuhiko: Vocals, Keyboards
Kuniwo: Guitars, Chorus
Yuko: Bass
Kenichi: Drum
このデモは 1995.10.21 に吉祥寺ペンタで録音された。ここでは Kunio が一人でリードギターとリズムギターを演奏しているが、後に Masahiro がリードギターとして加入した。
このデモの音は比較的正統的な Black Metal になっているが,この頃からキーボードやソプラノコーラスを導入していた。
Dawn Of The Dark |
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この曲名は我々にとって Black Metal の始まりを意味している。サウンド的にも正統的な Black Metal に仕上がっている。 |
A Blue |
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この曲は Yuko のソプラノコーラスが前面に押し出されている。また、作曲段階で David Lynch の映画に影響を受けている。 |
■ Demo #2 "黄泉人舞 (Yomivito ga Mafi)" (1996)
1. |
Mourning For Time |
2. |
A Brand Into The Fire |
3. |
A Myth |
4. |
黄泉人舞 (Yomivito ga Mafi) |
メンバー:
鎮毘古 (Yatsufiko): Vocals, Keyboards
河津毘古 (Kafadufiko): Guitars
國造 (Kunituku): Guitars, Chorus
沼琴 (Nugoto): Keyboards
神荒 (Kamala): Bass, Chorus
黄泉槌 (Yomituti): Drum, Chorus
このデモは1996年8月に新宿 On Air で録音された。このデモの前に Yuko が脱退し、FUNERAL RITES の Kentaro がサポート参加している。また、このデモを最後に河津毘古も脱退、"A Myth" でキーボードをひいていた沼琴がリードギターとして加入している。
このデモで我々は自らを古代日本語で名づけた。それにより Yasuhiko が鎮毘古に、Masahiro が河津毘古に、Kunio が國造に、Kentaro が神荒に、Kenichi が黄泉槌に、それぞれ改名している。
Mourning For Time |
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正統的な Black Metal。ベースが Mourning の主題を奏で続け、その上でギターが「籠の中の時間」のごとく舞う。 |
A Brand Into The Fire |
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Black 風味の Thrash Metal。 |
A Myth |
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弦楽協奏曲。 |
黄泉人舞 |
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この曲名は MORTES SALTANTES を古代日本語訳したものである。したがって我々にとってもっとも重要な曲といえる。歌詞はイザナミ神話に基づいているが、この曲の中ではイザナミが自ら黄泉への道を閉ざしている (古事記では,変わり果てたイザナミの姿に嫌悪したイザナギが道を遮断している)。この曲は3つの節からなっている; 'Saltation'、'Meeting Her Husband'、そして 'To Silence'。第1節は一切の妥協を許さない正統的な Black Metal、第2節には我々が気に入っている Black Metal Bands への賛辞が含まれ、第V節は独自の サウンドになっている。第3節ではキーボードとベースが黄泉の世界を表し、ギターがイザナミの代弁を務めている。 |
■ Demo #3 "Call From Yomi" (1998)
1. |
いざなひ (Izanafi) |
2. |
さぶらひ (Tsavulafi) |
3. |
とふらひ (Tofulafi) |
4. |
黄泉人舞 (Yomivito ga Mafi) [re-recorded] |
メンバー:
鎮毘古 (Yatsufiko): Vocals
沼琴 (Nugoto): Guitars, Chorus
國造 (Kunituku): Guitars
忌仕女 (Itukime): Keyboards
碧血 (Miduti): Bass
黄泉槌 (Yomituti): Drum
このデモは1997年12月に Studio Nest で録音された。今回から女性キーボディストの忌仕女が加入し、Ryuichi は正式メンバーとして碧血に改名した。このデモの音はもはや Black Metal とはいえないため、我々はこれをもって Yomi Metal と称することにした。
いざなひ |
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曲名は (黄泉への) 誘いを意味しており、我々はこの曲が Black Metal から Yomi Metal へのいざないになると考えている。旋律は主に Gothic だが、一部は能や和歌から引用されている。 |
さぶらひ |
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曲名は (主と) 共にあることを意味している。音は正統的な Thrash Metal だが、祝詞の雰囲気を加えた。 |
とふらひ |
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曲名は (死者を) 訪ねることを意味する。この曲は雅楽に影響を受けており、その旋律はもはや西洋音楽のものではないが、サウンドとしてはいまだ Heavy Metal の形態を保っている。 |
黄泉人舞 |
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これは Demo #2 からの再録である。音質がずっと良くなり、イザナミの狂おしい感情が伝わりやすくなったと思う。(Demo #2 のコメントも参照) |
■ Compilation "Thrash Corps Of The Storm" (1999)
In Her Room
メンバー:
鎮毘古 (Yatsufiko): Vocals, Keyboards
沼琴 (Nugoto): Guitars, Chorus
國造 (Kunituku): Guitars
龍一 (Ryuichi): Bass
黄泉槌 (Yomituti): Drum
この曲は Demo #3 より以前に録音されており、Embassy からの Compilation "Pretenders To The Throne" に収録される予定だったが、諸事情により自主制作による日本からの Release となっている。事実上、これが Mortes Saltantes として最後の音源となった。VENUS JULIET 主催のもと、DIE YOU BASTARD!、ベギラゴン、BROB、SABAZZ、RISE ABOVE、肉奴隷が参加している。
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